最先端研究開発支援プログラム(FIRSTプログラム)
1.分子解析技術を基盤とした 革新ナノバイオデバイスの開発研究
―超高速単分子DNAシークエンシング、超低濃度ウイルス検知、極限生体分子モニタニングの実現―
バイオチップコンソーシアム(JMAC)では、川合知二先生を中心研究者とする最先端研究開発支援プログラムの研究テーマに参画し、全く新しい技術が誕生する基礎研究のフェーズから標準化を意識した研究開発を行う新たな試みを展開しています。新技術を、民間企業で製品として開発するために必要な”ものさし”である標準物質の開発や、将来的に医療・健康分野へ技術が展開されることを視野に入れた、測定・解析の基準に関する標準化に取り組んでおります。
●最先端研究開発支援プログラムにおける研究概要
最先端研究開発支援プログラム(FIRSTプログラム)とは、新たな知を創造する基礎研究から出口を見据えた研究開発まで、さまざまな分野及びステージを対象とし、 3~5年 で世界のトップを目指した先端的研究を推進することによって、産業、安全保障等の分野における我が国の中長期的な国際的競争力、底力の強化を図るとともに、研究開発成果の国民及び社会への確かな還元を図ることを目的とした研究支援制度です。バイオチップコンソーシアムでは、この支援制度によって推進され、中心研究者の川合知二先生、共同提案者の馬場嘉信先生の両名を研究開発の核とした、新しい時代の解析技術の実用化、普及を目指すプロジェクトにおいて、技術開発の上流としての基礎研究から、広く国民への普及の各段階を促進するための標準化研究・開発に取り組んでいます。
●研究推進体制
プロジェクト全体としては、川合知二、馬場嘉信の量先生を中心に、我が国を代表する5大学5研究所の1分子解析技術分野の研究者が本最重要課題を解決するべく一致団結して取り組むと同時に、国内のメーカーが複数社が、1分子解析技術により革新ナノバイオデバイスを開発することを目的としています。このプロジェクトの中で、JMACは、1分子解析技術の標準化研究を進める役割を担っています。
JMACでは、特にこのプロジェクトを推進するため、通常のWG活動と独立した、研究部を組織し、同プログラムの研究を推進していきます。また、他のWGや部会と呼ばれる組織からの積極的な提案を研究へと統合し、早期に成果を上げるべく研究活動に注力いたします。
●研究実績
最先端研究開発プログラム 「1分子解析技術を基盤とした革新ナノバイオデバイス開発研究」の基盤となる主な研究成果等紹介
[学会・講演会]
- 中江裕樹、生体分子検出・測定技術の国際標準化動向、2010年秋季 第71回 応用物理学会学術講演会 、平成22年9月14日、長崎大学 (招待講演)
- 中江裕樹、バイオチップによる生体分子計測の国際標準化、2010年 第33回 分子生物学会年会 、平成22年12月9日、神戸ポートアイランド (ポスター発表)

