◆第152回定例会のご案内(11月25日)

◆開催概要:JMAC 第152回定例会

 

 日時:2022年11月25日(金)13:30~15:00
       13:30~13:45 ミニ勉強会(ISO規格開発の最新情報)
       13:45~14:00 会員企業紹介(アルプスアルパイン株式会社)
         14:00~14:50 特別講演 (永井 健治 先生)     
       14:50~15:00   事務局連絡
 形式:Web形式(Zoom)(メールにてお送りしているURLにてご参加ください)

 

◆今回の特別講演
 講師:永井 健治(ながい たけはる)先生
     (大阪大学 産業科学研究所 副所長 教授)
 演題:「自発光植物デバイスの創出と社会実装に向けた展望」

 

   講演要旨:我々はホタルや発光キノコなど発光生物が有する生物(化学)発光の
仕組みを導入することで自ら発光する植物(自発光植物)の開発を進めている。
これまでに、実験用モデル植物であるシロイヌナズナやタバコなどの自発光化に成功した。
まだ裸眼で発光がようやく見える程度の明るさに過ぎないが、今後放射強度を増強させることで
電力を利用することなく街や家の中を照らすことが可能な照明デバイス(LEP)を創出したいと
目論んでいる。本LEPはまったく電力を消費しないだけでなく、二酸化炭素を電力非依存的に
自動的に吸収固定でき、地球上にユビキタスに実装することもできる。しかも産業廃棄物とならずに
自発的な資源循環が可能であることから、超ゼロエミッション・ネガティブエミッションを実現する
従来技術の延長線上にない全く新しい技術として期待される。
本講演では、LEPを開発するための基盤となる生物発光現象やその現象の要である
発光タンパク質に加え、その発光強度を増加させ、発光色を改変する技術などを解説すると共に、
遺伝子組み換え体であるLEPを社会実装する上で立ちはだかる課題とそれを克服する展望などに
ついて紹介する。

 

◆今回のミニ勉強会

  ISO規格開発の最新情報
   第3回 ISO 16578 「分子バイオマーカー分析 — 特定の核酸配列の
       マイクロアレイ検出のための要求事項」について

 

   2013年にJMACを中心に発行に導いた上記規格の改訂版の発行について解説します。

 

   解説:中江 裕樹(JMAC事務局)

 

多くの会員の皆様のご出席をお待ちしております。

 

※次回定例会予定

  2022年12月14日(水)13:30~
  2023年  2月24日(金)13:30~
  2023年 3月24日(金)13:30~

 

  2023年 1月27日(金)JMACシンポジウム