◆第13回JMACシンポジウム開催報告

第13回JMACシンポジウムは、「生体模倣システム(MPS)の実用化に向けて データサイエンスと標準化」をテーマに開催し、講演者・関係者を含め94名にご参加いただきました。
座長を、株式会社DNAチップ研究所の小林一弘氏とJMACの中江裕樹事務局長が務め、データサイエンスと標準化の双方に焦点をあて、MPS(Microphysiological System)を社会実装するにあたり期待されている、複合領域での統合的技術・標準開発に関する課題について講演ならびに議論の場を提供するという目的を大きく果たせたものと思われます。

プログラムとしては、前半ではJMAC事務局長中江よりJMACによるMPSにおける国際標準化について、これまでの経緯と今後の展望について紹介、酒井修氏からは、流路デバイスに焦点をあてた、開発中の国際標準について、国立医薬品食品衛生研究所山﨑大樹先生より、MPS開発における、開発者とユーザーの連携の必要性についてご講演いただいた。後半には、株式会社ダイナコムの藤宮仁氏からは、生成AIを介したデータ利活用について構築した生成AI についてのご講演いただきました。韓国からOK-MPS Validation センターのDr. Sang-Hoon Cha氏、また、FDA(アメリカ食品医薬品局)Dr. Weida Tong氏よりそれぞれ海外のMPS開発とデータ活用についてご講演いただきました。

パネルディスカッションでは演者間あるいは参加者と演者間で直接的な議論が多く交わされ活気に満ちたものとなったかと思われます。当日寄せられた声及びアンケート結果からは、開催目的とした「MPSについて全体像から企業の活動、データ活用についての課題、海外の事例まで網羅し、MPSを社会実装するための今後の課題を参加者とともに議論すること」に沿った内容とできたことが、うかがえます。高度なMPSの標準化を考えるひとつのきっかけとなれば幸いです。

おかげさまをもちまして、第13回JMACシンポジウムを無事終了することができました。ひとえに会員企業のみなさまならびに関係各位のご協力のおかげと、ここに感謝申し上げる次第です。
なお、ご講演の先生方よりご承諾を得られました部分について、録画を公開いたします。お役立ていただければ幸いです。

2025年12月23日(火)
日比谷図書文化館にて現地開催

■講演動画
こちらより視聴申込をお願いいたします。 

■講演要旨

■開催要項